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ダーウィンに1週間滞在すれば、トップエンドで文化と歴史を体験したり、周辺の島々や自然のアトラクションに日帰りで行ったりするのに十分な時間が取れます。

リッチフィールド国立公園(Litchfield National Park)の滝つぼで涼んだり、カラフルで多様なアボリジナルのアートに浸ったり、フェリーや飛行機での日帰りツアーでティウィ諸島の見どころを体験したり。1日の終わりにはダーウィンの象徴的な夕日を眺めながら極上の料理をご堪能ください。

街の探検家になる

市内に数ある人気カフェのコーヒーと朝食で1日をスタート。続いて地元のショップやブティックを見て回り、お土産用にユニークなアイテムを探してみましょう。この街をよく知って地域の味を味わいたい方には、ガイド付きのダーウィン・グルメ・ツアーズ(Darwin Gourmet Tours)がおすすめです。

アートに浸る

今日は、地元のアボリジナルアートシーンに浸りましょう。ダーウィン市とパラップは、ノーザンテリトリーのアボリジナル・アート作品を鑑賞したり購入したりするのに最適な場所です。

ノーザンテリトリー博物美術館(Museum and Art Gallery of the Northern Territory)では、アボリジナル・アートについてもっと詳しく学んだり、この地で有名なワニ、スィートハート(Sweetheart)を見たりできます。スィートハート(Sweetheart)は全長5m、体重780㎏のイリエワニの剥製で、博物館に常設展示されています。博物館にはサイクロン・トレーシーの展示もあります。1974年12月24日にこの街が受けた被害の規模を実感できる、一見の価値のある場所です。

植物園の美しさを満喫

ジョージ・ブラウン・ダーウィン植物園(George Brown Darwin Botanic Gardens)で木陰の下を散策したり、セグウェイ・ツアーに参加して、オーストラリア北部の素晴らしい植物を新しい視点から体験したりしてみましょう。モンスーンの森、海岸沿いの砂丘、マングローブ、開放的な森林地帯を散策した後は、敷地内のカフェでランチをお楽しみください。

ワーフを眺めながらディナー

午後は、ダーウィン・ウォーターフロント地区にあるストークスヒル・ワーフ(Stokes Hill Wharf)へ向かいましょう。地元の人々と釣りを楽しむのに人気のスポットで、人気のレストランや飲食店、小売店が点在しています。また、ターミナルに停泊している巨大なクルーズ船も見ることできます。

1日の締めくくりには、新鮮なフィッシュ&チップスと冷たいドリンクを手に、美しいトップエンドの夕日を眺めながらお過ごしください。運がよければ、水中のイルカを見ることができるかも。

リッチフィールド・アドベンチャー

ダーウィンから車でわずか1時間半のリッチフィールド国立公園(Litchfield National Park)へ日帰り旅行に出かけましょう。車をレンタルしてリッチフィールド国立公園(Litchfield National Park)を自分で探索することもできますが、運転したくない場合は、アボリジナルの文化的体験ができるツアーも数多くあります。

流れる滝、ウォーターホール、ブッシュウォークなど、地元の人々に人気がある理由がおわかりいただけるでしょう。爽やかにひと泳ぎしたいなら、湧水を源流としたフローレンス滝とワンギ滝の下にある澄み切ったウォーターホールに飛び込んでみましょう。ブーレイ・ロックホール(Buley Rockhole)で、熱帯雨林が日光を遮る3段の穏やかな小滝でリラックスするのもおすすめです。

ハイキング

もっと冒険的な気分なら、ブーツのひもを締めて、リッチフィールドの数多くあるブッシュウォークに挑戦。美しいウォーカー・クリーク(Walker Creek)沿いには、風光明媚な3.5kmのウォーキングコースがあります。経験豊富なトレッカーなら、39kmのテーブルトップ・トラック(Tabletop Track)を通って、秘密の滝まで行ってみましょう。テーブルトップ・トラック(Tabletop Track)を歩くには、十分なトレッキングの経験が必要です。また、出発前に必ずパークで登録してください。

星空の下で映画鑑賞

午後はダーウィンに戻って、ダーウィン・ウォーターフロントのデッキチェア・シネマ(Deckchair Cinema)でリラックスしましょう。このオープンエアのシネマでは乾期(4月~11月)に、オーストラリア映画、人気映画、家族向け映画、外国映画、クラシック映画などを上映します。敷地内のバーや屋台からドリンクや料理を調達すれば、星空の下で過ごすリラックスした時間がもっと楽しいものになります。

戦史体験

ダーウィンに滞在中は、第一次および第二次世界大戦中のこの街の戦時中の活動について学ぶ時間を取りましょう。軍事博物館のディフェンス・オブ・ダーウィン・エクスペリエンス(Defence of Darwin Experience)は、戦争の歴史を知ることができる絶好の場所です。ギャラリーとマルチメディア展示を通じて、ダーウィン空襲と第二次世界大戦におけるダーウィンの役割について学びましょう。博物館では、大砲、車両、制服、銃器などの展示物を見学できます。あるいはストークスヒル・ワーフ(Stokes Hill Wharf)へ向かい、フライングドクター観光施設(RFDS Tourist Facility)でダーウィン・ハーバー爆撃の展示を見ることもできます。バーチャルリアリティ映像と実物大のホログラムが、劇的な出来事を蘇らせてくれます。

歴史あるハーバーの眺め

エスプラネードへ向かうと、ダーウィン・ハーバーの断崖に‭‭バイセンテニアル公園(Bicentennial Park)‬があります。ここには第一次世界大戦で亡くなったオーストラリア人、そしてブッシュ・スキルで第二次世界大戦中に陸軍を助け、遠い北部の海岸線を守ったアボリジナルの人々を追悼する、ダーウィン初の戦没者慰霊碑、戦没者記念碑(The Cenotaph)があります。熱帯の木々の下を散歩しながら、エスプラネードから州議事堂へ。ここから近いミッチェル・ストリート(Mitchell Street)にはランチのオプションが豊富にあります。

大戦時オイルストレージトンネル(WWII Oil Storage Tunnels)

続いてダーウィン・ウォーターフロント地区へ行き、大戦時オイルストレージトンネル(WWII Oil Storage Tunnels)を訪れましょう。このトンネルは、日本が行った最初の空襲で石油貯蔵タンクが爆破された後に造られました。現在、2つのトンネルが公開されています。経験豊富なガイドがトンネルを案内しながら、厳しい条件下でどのように建設され、街のディーゼルとファーネス油を空爆から守ったかを教えてくれます。

サンセットクルーズ

日が傾いてきたらストークスヒル・ワーフ(Stokes Hill Wharf)に戻ってサンセットクルーズに出かけましょう。歴史あるパールラガー船やカタマランに乗って、ドリンクやディナーを味わうことができます。スリル満点の水上体験をお求めの方は、ダーウィン・エアボート・ツアー(Darwin Airboat Tours)で45分のアドベンチャーを予約したり、さらにパワーアップしてダーウィン・ハーバーでの爽快なジェット・スキー・ツアーに参加したりしましょう。

ティウィ諸島へ飛ぶ

ティウィ諸島は、アボリジナルのアートや工芸品、オーストラリアン・フットボール(AFL)への情熱、釣りで有名です。ダーウィンからティウィ諸島へは、アボリジナル・ツアーや釣りツアーの一環としてアクセスできます。ダーウィンから小型飛行機での15分間のフライトや、フェリーでの水上周遊をお楽しみください。

ティウィのアートを体験

アートは島の日常生活の一部です。アートセンターの1つに立ち寄って、アーティストの作品を鑑賞したり、地元のアートや工芸品を購入しましょう。ティウィ博物館(Tiwi Museum)では、伝統的な芸術作品やティウィの誕生にまつわる伝説を表現した作品などを展示しています。また、アーリー・ミッション地区(Early Mission Precinct)では、ユニークなティウィ様式のカトリック教会を見学できます。

ハヌマン(Hanuman)の味

午後はダーウィンに戻り、外せないグルメスポットの1つであるレストラン、ハヌマン・レストラン(Hanuman Restaurant)を事前予約して席を確保しておきましょう。多文化を誇るダーウィンの味を体現したハヌマン(Hanuman)は、アジア風の内装に、タイ料理、インド料理、ニョニャ料理の独特なメニューを組み合わせています。シェフのJimmy Shuによるエリンギとハヌマン・オイスターは特におすすめです。

眺めの良い場所での朝食

今朝は、ダーウィン・ウォーターフロントまで足を延ばし、眺めの良い場所での朝食はいかがですか。高級レストランからカジュアルなカフェやバーまで、どなたにもご満足いただける多彩なレストランが揃っています。波のあるプールやレクリエーション・ラグーン(Recreation Lagoon)で遊泳ができるよう、水着をお忘れなく。最大1.7メートルの波が一定の間隔で発生する人工のラグーンで、パドル、水泳、ボディサーフィン、水遊びなどをお楽しみください。どちらのエリアでも安全に遊泳でき、クラゲに刺される心配もありません。

ワニとご対面

ランチの後は、ダーウィン中心部のミッチェル・ストリート(Mitchell Street)にあるクロコザウルス・コーブ(Crocosaurus Cove)へ向かいましょう。ここでは、地球上最大の爬虫類であるイリエワニを間近で観察し、水族館でさまざまな魚類や爬虫類について学ぶことができます。1日2回行われるワニと魚の餌付けショーは必見です。特に勇気ある方は、飼育されているイリエワニでは最大級のものと対面できるケージ・オブ・デス(死の檻)に入ってみませんか。スリル満点です!

ミンディル・マーケット(Mindil Market)の夕日とショッピング

ダーウィンで人気のミンディル・ビーチ・サンセット・マーケット(Mindil Beach Sunset Markets)は、5月から10月の間、毎週木曜日と日曜日に開催されます。マーケットに立ち並ぶアート、工芸品、食べ物の屋台は、驚くほど多様なこの地域の文化をよく表しています。予備のバッグを持参し、おなかを空かせて訪れましょう。マジシャンや大道芸人による無料のエンターテイメントを楽しんだ後は、屋台から好きなものを選び、ビーチで裸足になってダーウィンを象徴する夕日を目に焼き付けながらディナーを楽しみましょう。

ミンディル・ビーチ・サンセット・マーケット(Mindil Beach Sunset Markets)の開催日以外は、カレンベイ・マリーナ(Cullen Bay Marina)へ向かい、テイクアウトのフィッシュ&チップスをほおばりながら夕日を眺めましょう。

自然に帰る

リラックスと元気回復が必要だと感じたら、ダーウィンからわずか47km南にあるベリースプリングス自然公園(Berry Springs Nature Park)は見過ごせません。通常5月から11月にオープンしています。戦時中は兵士たちのレクリエーション・キャンプとして使われ、今日ではバーベキューや淡水プールでのひと泳ぎに人気のスポットとなっています。ゴーグルを持参すると、在来魚やその他の水生生物を観察できます。

午後は、ブッシュウォーキングのコースでアクティブに過ごしたり、案内センターでベリースプリングス自然公園(Berry Springs Nature Park)の戦時中の歴史をさらに詳しく学んだりしましょう。

テリトリー・ワイルドライフ・パーク(Territory Wildlife Park)でワイルドに

近くのテリトリー・ワイルドライフ・パーク(Territory Wildlife Park)では、有名な猛禽類のショーを見たり、オーロー・サンドバー(Oolloo Sandbar)でアカエイやバラマンディに餌をやったりして、地域の野生生物を見ることができます。木の上の鳥小屋や、天然のラグーン周辺、水族館を歩き回って、イリエワニのGraemeなどの動物を観察しましょう。

地元の人々とのリラックスしたディナー

午後はダーウィンに戻りましょう。ダーウィン・トレーラー・ボート・クラブ(Darwin Trailer Boat Club)やスキー・クラブ(Ski Club)でディナーを楽しみながら、トップエンドで過ごした楽しい1日に乾杯。

湿原クルーズ

野生生物がたくさん生息するトップエンドの湿原でのクルーズは、誰もが一度はすべき体験です。

今日は、ダーウィンから車でわずか1時間半のところにあるコロボリー・ビラボン(Corroboree Billabong)で1時間のクルーズを楽しみ、自然に浸りましょう。地元の野生生物を写真に収め、その詳細を学ぶのに最適な方法です。ジャビル、ゴウシュウヅル、カササギガンなどの湿原の鳥類やワニも見ることができます。

このビラボンは、世界で最もイリエワニが密集する場所と言われています。ウィンドウ・オン・ザ・ウェットランズ(Window on the Wetlands)にもぜひお立ち寄りください。北部海岸沿いの湿原の歴史と生態系、季節の変化、豊かな野生生物について解説しているインタラクティブな展示を見ることができます。

フォッグダム(Fogg Dam)で野生生物と触れ合う

ダーウィンに戻る途中、フォッグダム保護区(Fogg Dam Conservation Reserve)に立ち寄りましょう。おおむね通年アクセス可能な数少ない湿地系の1つです。ここでは、ボードウォークを歩きながらさまざまな地形を鑑賞し、展望台から多数の在来種の渉禽類(しょうきんるい)を見ることができます。

スタイリッシュに締めくくり

ダーウィンでの1週間は、街のメイン・エンターテイメント通りであるミッチェル・ストリート(Mitchell Street)にあるバーやパブで締めくくりましょう。ビアガーデンのある伝統的なパブ、人気のライブミュージック会場、ストリートサイドでダイニングを楽しめるテラスバー、カジュアルなバックパッカー向けのお店、おしゃれなカクテルバー、ナイトクラブなど、多彩なお店が揃っています。

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