オーストラリア最後の手つかずの自然が残る場所の1つ、アーネムランドがあなたを待っています。セントラル・アーネム・ロード(Central Arnhem Road)はキャサリンから南に50kmの場所からスタートし、ゴヴ半島のヌランベイまで続いています。
このルートでは、開放的なサバンナの森林地帯を通りながら、小川を渡ったり、さまざまな野生生物に出会ったりする冒険の旅ができます。アーネムランドへの旅行には、ノーザンランド・カウンシル(Northern Land Council)の許可証が必要ですのでご注意ください。許可証はアーネムランドの美しさを守るために必要です。
1日目:キャサリンからマイノル・アウトステーション(Mainoru Outstation)まで
まずは、アウトバックと熱帯が出会うキャサリンのタウンシップへ。キャサリン地域のアクティビティアイデアについては、カカドゥとキャサリンのネイチャー ズウェイ(Nature's Way)の旅行日程をご覧ください。必ず十分な量の食品、水、燃料を用意してください。
ドライブの最初の区間では、キャサリンの南、マタランカ方面に向かい、セントラル・アーネム・ロード(Central Arnhem Road)に入ります。今日走る250kmのルートのほとんどは舗装されておらず、人里離れた道です。
ドライブを楽しみ、バルンガ・フェスティバル(Barunga Festival)の開催地として知られるバルンガのフレンドリーなコミュニティ、またはディルピン・アーツ(Djilpin Arts)で地元のアートや工芸品を鑑賞できるベスウィックで休憩しましょう。営業時間については、事前にお問い合わせください。この晩はマイノル・アウトステーション(Mainoru Outstation)で1泊します。
2日目:マイノル・アウトステーション(Mainoru Outstation)からヌランベイまで
未舗装のセントラル・アーネム・ロード(Central Arnhem Road)はさらに480km続き、イースト・アーネムランドのメインタウン、ヌランベイ(別名:ゴヴ)に到着します。道路状況は予測できないことがあるため、十分時間をかけ、しっかり準備をしておいてください。そして何よりも、これから発見する土地が人里離れたところにあることに感謝しましょう。
ヌランベイに到着したら、ゴヴ・ボート・クラブ(Gove Boat Club)でドリンクを片手に、有名なトップエンドの夕日を楽しみましょう。



3&4日目:ヌランベイとその周辺
次の2日間は、イースト・アーネムランドの素晴らしい自然をお楽しみください。ヤーオーカラまで足を延ばし、セントラル・アーネム・ロード(Central Arnhem Road)から車で15分のブク−ラーンゲイ・ムルカ・アートセンター(Buku-Larrnggay Mulka Art Centre)を訪れましょう。このアートセンターは立ち寄る価値があります。ここでは、地元アボリジナルのアーティストが手掛けた本物の芸術品や工芸品を見ることができます。
ヌランベイを拠点に、ディムル・レクリエーション・エリア(Dhimurru Recreation Areas)の1つで象徴的な風景を探訪しましょう。白砂のビーチや起伏の激しい海岸線から、開放的な森や日陰になった内陸水路まで、さまざまな環境があり、いずれもヌランベイから1~2時間の場所にあります。ピクニックの準備をして、アーネムランドを探索する日帰り旅行に出かけましょう。詳しくはディムル(Dhimurru)をご覧ください。