アデレードからダーウィンまで、エクスプローラーズ・ウェイ(Explorers Way)を行く旅は、オーストラリアの素晴らしいドライブ旅行の1つであることは間違いありません。ウルル、キングス・キャニオン、マクドネル山脈、デビルズ・マーブルズ、ニトミルク国立公園(Nitmiluk National Park)、リッチフィールド国立公園(Litchfield National Park)など、オーストラリアで人気の自然の名所をいくつか訪問します。
この旅は、有名な探検家John McDouall Stuartが通った道をたどります。彼は、オーストラリアの南から北への縦断に成功し、ノーザンテリトリーの海岸地域へのルートを確立した最初のヨーロッパ人です。
1~5日目:南オーストラリア州からの旅
最初の5日間は、海岸沿いの小さな町に立ち寄りながら、南オーストラリア州のアウトバックを旅します。フリンダース山脈の南部と中央部を探索しましょう。ぜひクーバー・ペディ(Coober Pedy)で1泊してください。
6&7日目:ウルル=カタ・ジュタ国立公園(Uluru-Kata Tjuta National Park)
ノーザンテリトリーの州境を越えたら、オーストラリアの究極の名所へ一直線。ウルルとカタ・ジュタの美しさを発見しましょう。この砂漠地帯には、自然の驚異、世界一流のダイニング体験、古代アボリジナル文化が溢れています。
公園には見どころやアクティビティが満載です。カルチャーセンターに立ち寄り、ウルルとカタ・ジュタの伝統的な管理人であるアナング族の人々にとってのこの地域の重要性について学びましょう。
日の出と日の入りの時間は、アウトバックの素晴らしい風景を楽しむのに最適な時間帯です。エクスプローラーズ・ウェイ(Explorers Way)の旅での特別な瞬間を実りあるものにするために、椅子や「夕暮れ時の軽食」をお忘れなく。
ウルルを徒歩や車で見て回ったり、往復2.6kmのウォルパ渓谷ウォーク(Walpa Gorge Walk)を歩いてカタ・ジュタのドームの形に感嘆したりして過ごしましょう。砂漠の野生生物にも目を光らせてください。
8日目:ウルルからキングス・キャニオンへ
ウルル=カタ・ジュタ国立公園(Uluru-Kata Tjuta National Park)を出て、ラセター・ハイウェイ(Lasseter Highway)とルリジャ・ハイウェイ(Luritja Highway)を300km戻り、ワタルカ国立公園(Watarrka National Park)/キングス・キャニオンへ向かいます。この壮大な場所で見られる高さ100mの砂岩の壁、ウォーキング・トレイルや、景色の美しさは、言葉では言い表せないほどです。
9日目:キングス・キャニオン/ワタルカ国立公園(Watarrka National Park)
いつまでも記憶に残るキングス・キャニオンの景色を眺めるには、夜明け前に起きて、長さ6kmのキングス・キャニオンのリム・ウォーク(Rim Walk)を歩きましょう。他にも小さな散歩道がたくさんありますので、ここで時間を最大限に活用して、できるだけ多くの場所を探索しましょう。
この地域に滞在中は、カーティン・スプリングス・ステーション・ウォーク(Curtin Springs Station Walk)や、キングス・キャニオン観光ヘリコプター・ツアー、カルッケ・アボリジナル文化体験&ツアー(Karrke Aboriginal Cultural Experience & Tours)などのツアーに参加しましょう。
10日目:キングス・キャニオンからアリススプリングスへ
車に戻ったら、ノーザンテリトリーで2番目に大きな町、アリススプリングスへ向かいましょう。4WD車で移動する場合は、メレニー・ループ(Mereenie Loop)を行くか、舗装されたルリジャ・ハイウェイ(Luritja Highway)とラセター・ハイウェイ(Lasseter Highway)を走行し、スチュアート・ハイウェイ(Stuart Highway)を北上してアリススプリングスまで行きます。
11日目:ウェスト・マクドネル山脈とグレン・ヘレン
ウェスト・マクドネル山脈は、アリススプリングスから舗装道路を通って、日帰りで簡単に行くことができます。道中には、たくさんの楽しい観光スポットがあります。シンプソンズ・ギャップ(Simpsons Gap)のトレイルを歩くか、スタンドレー・チャズム(Standley Chasm)の切り立った壁の間に立ってみましょう。涼を取るなら、エレリー・クリーク・ビッグホール(Ellery Creek Big Hole)、オーミストン渓谷、グレン・ヘレン峡谷や、レッドバンク渓谷で泳ぎませんか。
12日目:アリススプリングスからテナント・クリークへ
アリススプリングスからテナント・クリークへ向かう際に、ウォーウマング(Warumungu)の人々にカール・カール(Karlu Karlu)として知られている神聖な場所、デビルズ・マーブルズに立ち寄ってみましょう。広大でなだらかな谷に点在する巨大な古代の花崗岩石は、亀裂を刻みながら変化し続けています。
13日目:テナント・クリークからデーリー・ウォーターズへ
さらに北上すると、周囲の環境の変化に気づくでしょう。デーリー・ウォーターズ・ヒストリック・パブ(Daly Waters Historic Pub)は、バックパッカー向けの部屋や、ホテル、キャビンの宿泊ユニットを備えた人気のスポットです。パブとその敷地には、パブの多彩な歴史と、ここを訪れた人々を物語る記念品が満載です。夜はキャンプを設営し、そのユニークさで有名なパブの魅力を最大限に満喫しましょう。
14日目:デーリー・ウォーターズからキャサリンへ
キャサリンへ向かう途中マタランカ温水プール(Mataranka Thermal Pool)に立ち寄り、ひと泳ぎしてリフレッシュ。ドライブの疲れを癒やしましょう。ダリーとジョージナ盆地の泉水が流れ込むこのプールはヤシの森に囲まれ、水温は34℃に保たれています。
キャサリンはノーザンテリトリーで4番目に大きな町で、近隣の渓谷の町を訪れるのに絶好の拠点です。ヘリコプターの遊覧飛行やカヌー、ガイド付きボートクルーズで、広大なニトミルク国立公園(Nitmiluk National Park)にある13の渓谷を探索しましょう。この地域でのアクティビティの詳細については、カカドゥとキャサリンネイチャーズウェイ(Nature's Way)の旅行日程をご覧ください。
15日目:キャサリンとその周辺
キャサリンで1日を過ごした後は、ニトミルク(キャサリン)渓谷の美しい自然を散策し、さまざまなアクティビティをお楽しみください。キャサリンタウンシップ内の温泉を訪れたり、レリン滝(Leliyn Falls)/エディス滝(Edith Falls)まで足を延ばすのもいいでしょう。
16日目:キャサリンからリッチフィールドへ
リッチフィールド国立公園(Litchfield National Park)は、ダーウィンから車でわずか90分です。この天然の水遊び場の人気の秘密は、手つかずの自然美。ダーウィンからの日帰り旅行者がフローレンス滝、ブーレイ・ロックホール(Buley Rockhole)、ワンギ滝へ泳ぎに来ます。
ウォーキング・トラックや、キャンプ施設、2WDと4WDでアクセス可能なトラックがあり、どなたにもお楽しみいただけるアドベンチャーが揃っています。詳細については、リッチフィールドの旅行日程をご覧ください。
17日目:リッチフィールドからダーウィンへ
ついに到着!あなたは正式に「探検家」になりました。オーストラリア最北端の州都ダーウィンに到着したら、まずはティモール海を眺めてみましょう。オープンエアのマーケット、フェスティバル、アジア風料理、アウトドアのライフスタイルが織りなす、コンテンポラリーな多文化の大都市で、思いのままにお過ごしください。
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