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トップエンドを巡る1週間の旅を終えた、キヤノン アンバサダーで写真家のケイティ・ゴールディが、同地のお気に入り撮影スポットをまとめました。

ノーザンテリトリーのトップエンドは、クリエイティブな旅行者にとってのパラダイスです。大切に守られてきたその秘境には、楽しいことや刺激が目白押し!雄大な風景、熱帯気候、魅力あふれる特徴を持つスポットに目がない人にとって、トップエンドはまさに必見です。

ダーウィン空港に到着すると、季節を問わず熱帯気候特有の温かさに出迎えられます。

1. ウビア、カカドゥ国立公園

今回の1週間の旅で、ドラマチックな写真が撮れるか少し不安でしたが、最初の訪問地であるウビアカカドゥ国立公園に到着してすぐに、そんな不安も吹き飛びました。ノーザンテリトリーのサンセットは、圧巻の一言。夕方になれば、ほぼ毎日息を呑むほどの色彩豊かなパノラマを楽しむことができます。

展望台に向かう道中では、美しい先住民ロックアートの壁画を数多く観ることが可能。豊かな文化を持つ歴史もまたこの地域の魅力です。伝統的所有者たちは、こうした古代アートを撮影することや、写真に収めることを禁じ、自らの目で楽しむことを促すでしょう。展望台に近づくと、ライオンキングを思わせるドラマチックで美しい崖が、広大な緑の草原と沼地を見下ろすようにそびえ立っています。それは想像をはるかに超え、オーストラリアに存在すると思っていた何物をも凌駕していました!

太陽がゆっくりと地平線に沈んでいくにつれて、黄金の光がすべての草の葉を照らしていく美しさはまさに絶景。写真がすべてを物語っています。

2. モリーン・ロックホール、カカドゥ国立公園

ロードトリップ初日は、ひと泳ぎできるウォーターホールを探しに出かけました。最初のスポットはカカドゥ国立公園モリーン・ロックホール。デコボコ道のドライブと短い徒歩を経て、燦々と輝くオアシスに出迎えられました。

写真家にとってはまさにパラダイス。高い岩壁を見上げると、滝がなだらかな斜面を流れ落ちています。泳ぎたい気持ちを抑えることができませんでした。何枚か写真を撮った後に水中へ。現地の魚たちと一緒に泳ぐことのできる幸運を噛み締めました!

3. イエローウォーター・ビラボン・クルーズ

イエローウォーター・ビラボン・クルーズには、度肝を抜かれました。サンセットを目指してボートクルーズに乗り込みましたが、その後に体験することになる野生生物との出会いは想像を絶するものでした。何百羽の鳥、無数のワニが次々と現れたのです。私たちは右へ左へとボート上を飛び回り、幻想的な陽光の中、夢中でシャッターを切り続けたのです。

野生の生息地でワニをフレームに収める生涯に一度のチャンス。またしても見事なサンセットにも恵まれ、フォロワーの皆さんにこの時の写真をシェアする時は、ワクワクが止まりませんでした。

4. エディス滝、ニトミルク国立公園

撮影の機会をできるだけ増やすため、休むことなく翌朝はニトミルク国立公園に向かいました。短い登山を経て、次なる美しいウォーターホール、エディス滝の上にある、雄大なオーストラリアの岩に囲まれたプールに到着。真昼の太陽の下で、こうしたスポットを撮影するのは困難なものです。そこで、可能なときはレンズを太陽に向け、逆光で撮ってフレアを取り入れることで、写真に魅力を加える方法に行き着きました。

岩肌の豊かな表情をしっかり表現し、水面の反射を抑えるためにも、偏光フィルターを持参するのがおすすめです。私は水中撮影用ハウジングも持っていきました。これがあれば一味違う没入型の視点が得られますが、もし入手困難であれば、必須ではありません。

5. ビタースプリングス、マタランカ

今回の旅のお気に入りスポット、ビタースプリングス。その暖かさと、圧倒的な透明度を誇る手付かず水系が相まって、非の打ちどころの無い写真を量産することができました。ここは、写真を撮るスポットとしても最高ですが、ただ楽しい時間を過ごすためであってもおすすめです。とことん楽しむのであれば、ゴーグルをぜひ。水中でしか得られないもう一つの世界を堪能しましょう。

6. キャサリン・ホットスプリングス、キャサリン

キャサリン・ホットスプリングスは隠れた名所でした!筆舌に尽くしがたいほど水が青く、写真撮影には絶好です。私はそのスケールの大きさを表現するために、水に浮かんでいる人や泳いでいる人をフレームに入れました。こうすることで、観る人がどれほど広大ですばらしい場所であるかが分かるからです!

撮影のコツ:インスタグラムの写真に人を入れることで、写真に心が通い、人間味のある体験として表現することができます。

7. ニトミルク(キャサリン)渓谷、ニトミルク国立公園

ニトミルク(キャサリン)渓谷もまた、ノーザンテリトリーのお気に入りフォトスポットの1つ。再びチャンスがあれば、キャサリン周辺にもう少し長く滞在するでしょう。このすばらしいスポットを心ゆくまで散策し、撮影しながら楽しみたいからです。

美しいキャサリン川を見下ろすバルウェイ展望地(Baruwei Lookout)からの夕日を眺めましたが、ここの夕日は神々しいほどに美しく、ここで1ヶ月間夕日を撮り続けられたらと思ったほどです。

ゴールデンアワーにニトミルク・ボートクルーズで、渓谷を通る時に船上から撮った写真は、今回の旅の写真でもお気に入りが数多くあります。黄金色に輝く渓谷を、パーフェクトに切り取ることができました! 

8. トップ・ディジュ・アート・ギャラリー、キャサリン

キャサリンのトップ・ディジュ・アート・ギャラリーはおすすめしたい見どころの1つです。ギャラリーには、キャサリン地域のジャオワン族、ダラボン族、マリ族のアーティストの作品を幅広く展示。加えて、アーネムランド、中央および西部砂漠(ワルピリ)、キンバリー地域のアーティストも紹介しています。

9. フローレンス滝、リッチフィールド国立公園

旅の終盤、私たちはリッチフィールド国立公園フローレンス滝へ行きました。2つの滝が流れ落ちる、絵画のように美しいスポットです。ここでの撮影のコツは、日没や日の出の時間に行くこと。人混みを避けることができ、黄金に輝く光に恵まれることでしょう。構図をしっかり整えた風景を、長秒露光で撮影するのがおすすめです。 

10. ワンギ滝、リッチフィールド国立公園

すばらしいフォトスポットが数多くある中、私が最後のおすすめに選んだのは、ワンギ滝です。雨期には滝が水量も豊かになりますし、野生生物の撮影がお好きなら、美しいハチクイの姿をそこここに観ることができるでしょう。最後の夕日はこの場所でした。夕方の光の中で鮮やかな赤に照らされて浮かび上がる岩は美しかったです。

全体的に見て、トップエンドへの旅行はあらゆる点で私の期待を超えたものでした。写真をご覧いただければお分かりいただけると思います。最高の時間を過ごすことができ、もっと早く訪れるべきだったと感じています。私の写真のポートフォリオも、最高の形で充実させることができました。すべてのフォトグラファーにおすすめできます。忘れられない体験に加えて、息を呑むような絶景を堪能できることでしょう。

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