1934年カンタス航空格納庫

1997年後半、ノーザンテリトリー州政府はエア・サービス・オーストラリア（旧DCA）からこの格納庫を購入しました。その後、ノーザンテリトリー博物館の工房となり、同博物館の大型機械類の収蔵庫となりました。

モーター・ビークル・エンスージアスト・クラブは1985年に設立され、1986年に法人化されました。1999年1月、モーター・ビークル・エンスージアスト・クラブは芸術博物館局と賃貸契約を結び、格納庫を使用可能な状態に修復し始めました。モーター・ビークル・エンスージアスト・クラブは現在、カンタス航空格納庫を本部兼工房として使用しています。会員たちはメイン格納庫を展示エリアに改装し、クラブの車両や会員の車両を展示しています。

格納庫内には、1910年製蒸気機関車「マーガレット・ローズ」、1918年製AECトラック、1927年製ソーニクロフト・トラック、1989年製B型マック・トラック、デニス消防車、そして1885年製蒸気機関車「サンドフライ」が常設展示されています。

会員所有の車両も多数展示されており、オーストラリア最大級の定置式機関車コレクション「アイゾット・コレクション」も所蔵しています。

ご来場のお客様は、お気軽にお立ち寄りいただき、格納庫内を散策しておしゃべりをお楽しみください。入場料は無料ですが、格納庫の運営費を賄うための寄付をお願いいたします。