Man jumping over the water at Glen Helen Gorge

​アリススプリングスの歩き方| ノーザンテリトリー, オーストラリア

オーストラリアのレッドセンターの非公認首都、アリススプリングスで旅行者はすることがたくさんあります。砂漠の風景に隠されたウォーターホールに潜ったり、熱気球に乗ってアウトバックの冒険に出かけたり、またオーストラリアのユニークな野生生物に近づくこともできるなど、アリススプリングスでは誰もが楽しむことができます。

"オーストラリアの主要都市は沿岸にある傾向にあります。多くの旅行者が沿岸都市に魅了されているのです。しかしアリススプリングスなどの内陸への冒険に出かけないと真のオーストラリアの体験を見逃していることになります。

オーストラリアのアボリジニやヨーロッパの豊かな歴史に浸りたい、または現代的なオーストラリアのアウトバックカルチャーを体験したい方にアリススプリングスは必見です。

 

重要な事実

  • この場所はレッドセンターと呼ばれており、アリススプリングスはオーストラリアの真ん中に位置しています。
  • アリススプリングスは、オーストラリアのどの街や都市の中でも一人あたり最も多くのアートギャラリーがあり、世界でも最も芸術的な街の一つです。アリススプリングスに着いたらなら誰がパリに行きたいと思うでしょうか?
  • アリススプリングスは、レッドセンター全体の主要ハブです。実際に、フランスとほぼ同じ大きさです!そのためたくさんのお店やレストランを街で見つけることができます。
  • アランテ族の人々の伝統的なドリームタイムのストーリーによると アリススプリングス周辺の土地は先祖の人々、二人の姉妹、また旅する少年達とワラルーのような動物、また毛虫や野生の犬によって作られていると言われています。

これらのドリーミングストーリーはオーストラリアで初期に記録されているものの一部です。

最高のアリススプリングスツーリスト情報を探しているのであれば、あなたはラッキーです。以下がアリススプリングスとその周辺の必見スポット、また自分で行く旅行など、アリススプリングス観光スポットの紹介です 。

5つの必見スポット

アリススプリングス・デザートパーク

降雨量の少ないオーストラリアの砂漠で生き抜くのは簡単ではなさそうですが アリススプリングスのデザートパーク は生命に溢れています。 様々なネイティブの野生動物を知ることができ、これらのユニークな生き物達がどのように荒野を生き抜いているのか見ることができます。旅行者はデイリーショーや観光など計画する必要があります。自由に飛ぶ鳥達を見たり、アボリジニーが生き残る方法に関する展示、また象徴的なオナガイヌワシとの急接近などを見逃したくはないですよね。

彼らの3つの居住地を見るために散策に出かけ、アボリジニーが生き抜く方法に関する展示では地元のアボリジニーカルチャーについて学ぶこともできます。アランテ族の人々との関連を発見したり、古代の慣習やどのように人々が水や食べ物を集めたりしていたのかなど、オーストラリアの森で不可欠なスキルについても学ぶことができます!

ララピンタ・トレイル

ここはオーストラリアでも最も素晴らしい散策路の一つであり、西マクドネル山脈に沿い223kmも蛇行しています。短距離と長距離両方の散策路があり夜に泊まれるキャンプやララピンタ・トレイルのガイド付き散策路などもあります。

運動したい気分であれば、世界でも有名なララピンタ・トレイルでジョギングしてみてはいかがですか?混雑したシティーマラソンなど忘れてください。4日4ステージのイベントではオーストラリアのアウトバックを走り抜けることができ、世界で最高の景色を楽しむこともできます。

 

アリススプリングス・スクール・オブ・ジ・エアー

アリススプリングス・スクール・オブ・ジ・エアーではアウトバックの生活で非常に重要な側面について学ぶことができます。この放送学校は世界で最も広い教室と言われており、1300万平方km(502,000 平方マイル)以上をカバーしています。オーストラリアで人口が散在している地域に住む家族はたくさんいます。この放送学校はこの土地に住む人々と、街に住む人々との教育レベルに差が出ないようにするための必須のサービスです。

毎日の講義やどのように教育者が衛生技術を教育の改善に取り入れたか、また教師と生徒が遠く離れていたとしてもどのように熟練した教師が子供達を楽しませ、しつけを行うかを学ぶことができます。おそらく アリススプリングス・スクール・オブ・ジ・アートよりもユニークなオーストラリアスタイルは他にはないでしょう。

アリススプリングス・テレグラフ・ステーション歴史保護区

レッドセンターの広大な土地で電気通信は非常に重要です;地元居住者の生死を分ける可能性もあるのです。

アリススプリングスのテレグラフ・ステーション はレッドセンターで初めてのヨーロッパの開拓地でした。そのためここがアリススプリングスの誕生の地です。オーストラリアの歴史でも重要な場所であり、第二次世界大戦に貢献した中心地でもありました。このステーションでは InstagramやFacebookが出てくる前の時代の、世界で最も人里離れた社会の一つで通信がどのようなものであったか学ぶことができます。

もう少し行動したい方は、アリススプリングス・テレグラフ・ステーション歴史保護区の周辺地域をマウンテンバイクで探索する日帰りマウンテンバイクツアーはいかがでしょうか。アリススプリングスは世界でも最高の散策路があり毎年開催される アリス・マウンテンバイク・マスターは3日間のイースターに行われます。後でTrail Station Wi-Fi Caféにて全ての写真をSNSにアップロードすることができます。

アンザック・ヒル

世界で最も孤立した街の一つとして、第二次世界大戦では通信の前哨基地としてアリススプリングスは非常に重要でした。街の中央に位置しているアリススプリングスのアンザックヒル は街のパノラマ風景を眺めることができ、特に日の入り時には必見のスポットです。マクドネル山脈に沈む太陽を眺め、カントリースタイルの喧騒を見下ろしてみるのもいいでしょう。

 

トップツアー

カンガルーサンクチュアリガイド付きサンセットツアー

オーストラリアで最も有名なローカル動物と出会うにはこのカンガルーサンクチュアリガイド付きサンセットツアーよりも良い方法は他にありません。赤ちゃんカンガルーを抱いたり餌をあげたりしましょう。TripAdvisorのアリススプリングスですることランクナンバー1である孤児のカンガルー保護に貢献しているこのサンクチュアリの功績について学びましょう。

アリススプリングス爬虫類センター

セントラルオーストラリアのアニマルツアーの次の目的地はアリススプリングス爬虫類センターです。オオトカゲ、エリマキトカゲ、モロクトカゲ、また毒蛇や毒のない蛇など、もちろんイリエワニなどのノーザンテリトリーの野生動物にもたくさん会うことができます。

ロイヤル・フライングドクターサービス・ツーリスト施設

放送学校と同様に、ロイヤル・フライングドクターサービスはアウトバックライフならではの特徴です。設立者のJohn Flynnの等身大サイズホログラムなどの展示物を通してアウトバックのコミュニティーでRFDSが行っている重要な役割について学びましょう。RFDS PC-12の飛行機レプリカの中に入ってみたり、青空の下でリラックスしながらRFDSカフェの地元焙煎の特別ブレンドのコーヒーを楽しみましょう。

ピンダン・キャメル・トラックスとアウトバック・バルーニング

イルパパ盆地を越え、マクドネル山脈の観光を楽しむなど、ラクダの背では驚くほど快適にくつろぐことができます。乗った後には餌をあげて感謝の意を示しましょう。

ラクダの背中は十分な高さではないですか?ではアウトバックの熱気球はどうでしょう?夜明け前に離陸し荒野に昇る太陽を見てみましょう。レッドカンガルーなどを見つけることができるかもしれません!スパークリングワインや美味しい食べ物を熱気球で体験しましょう。完璧ですね!

アウトバック四輪バイクアドベンチャーデイツアー

熱気球に乗ってアリススプリングス上空を飛び、ラクダに乗って田舎の風景を楽しみました。もう少し楽しみたいですか?Undoolyaにある牛舎のアリススプリングス四輪バイクツアーは、あなたの競争心に火をつけテリトリーの人々の真の日常生活を味わうことができるでしょう。

RTツアーズ・オーストラリア

ノーザンテリトリーは視覚、聴覚で楽しむことができるだけではありません。舌でも楽しむことができるのです。RTツアーではアボリジニーシェフBob Taylorと食のアドベンチャーを楽しむことができ、ブッシュタッカーを集めたり伝統的な雰囲気の中で本物のアボリジニー料理を味わうことができます。Bobの3つのコースは食欲をそそります。 シンプソンズ・ギャップの星空の下のMbantua(ムバンチュア)ディナーをお勧めします。これは彼のおすすめの食体験です。

自身で旅行する

24時間また24日間滞在したとしてもアリススプリングスでは退屈することはありません。しかし素晴らしい他の周辺地域に行くなというわけではありません。車をレンタルし周辺地域を探索するなら、ウエストマクドネル山脈を旅してみましょう。ウルルやキングスキャニオンは絶対に必見のスポットです。

もちろんアリススプリングスを十分に満喫したいのであれば、1週間もしくは2週間は滞在しアリススプリングスを拠点としてこの地域でできること全てを満喫するのがいいでしょう。ウルルからララピンタ、 東マクドネル山脈まで必見スポットやするべきことはたくさんあります。

フィンケ渓谷国立公園、 植物がいっぱいのパームバレー、フィンケ川、キャンプやブッシュウォークの機会が満載の旅行へ自ら出かけましょう。もしくはアリススプリングスから車でたった1時間のレインボー・バレーにも行くことができます。ここは 散策路と野生動物が満載の黄土と赤土のワンダーランドです。十分な時間がない場合に備えて、よりよいオプションを紹介します。

ウエストマクドネル山脈 (シンプソン・ギャップ, スタンドレー・チャズム, エルレークリーク, オーカーピッツ, オーミストン渓谷, グレンヘレン)

アリススプリングスは ウエストマクドネル山脈 の麓にあり、この丘陵ではあなたの新進写真家キャリアを磨くことができます。夜明けの砂漠で魔法のような体験をしたいのであれば、日の出前に起きてシンプソンズ・ギャップに出かけましょう。ここでは日の出の光が変わって行く中、山脈に向かって自然の色合いが変わって行く様を見ることができます。また運が良ければここの最も有名な住人、黒い足のロックワラビーを見ることができるかもしれません。

世界でも最も美しい自然のスイミングホールの一つで午後の暑さをクールダウンすることができるオーミストン渓谷 へ行く前に、岩が巨大なツルハシで割られたかのように見えるスタンドレー・チャズムに沿って運転するといいでしょう。

エルレークリークとグレンヘレンも近くにあります。時間内に全ての観光全てを廻るには車をレンタルするのがベストです。負担を軽くしたいのであればAlice Wanderer Day Tours や the Emu Run Experienceなどの地元ツアー会社を予約するといいでしょう。

時間があるのであれば、ウエストマクドネル山脈でのキャンプはとても素晴らしいです。またオーミストン渓谷やエルレークリークビッグホールキャンプ場は最適です。しかし常時たくさんの食べ物、水、また砂漠の寒い夜用に防寒具を用意するようにしましょう。

 

ウルル、カタジュタとキングスキャニオン

オーストラリアのレッドセンターへの旅は 素晴らしい ウルル–カタ・ジュタ国立公園 を訪れることなしに語れません。砂岩が紫から明るい赤色へ、また砂のような茶色に変わる日の出や日の入りには、特に雄大なロックを見る価値があります。ウルルを訪れるのに最適な時期は4月から9月にかけてです。より涼しく、また色彩豊かになり、植物や動物もたくさんいます。

アリススプリングスからウルルまでは、大体4.5時間かかります。そのためアリススプリングスを早朝に発ち、ウルル–カタ・ジュタ国立公園で少なくとも一泊はすることをお勧めします。これで十分に楽しむことができるでしょう。たくさんの水を詰め、朝の5時に発つ前にはモーニングティーを一杯、そして平和な周辺地域を運転しながら日の出を見るのがおすすめです。サービスエリアやロードハウスは道すがらたくさんあります。またマウントコナー展望台は早めのランチで!旅行者の中にはマウントコナーをウルルと勘違いする人がいますがそれを地元の人は'Fool-uru'(フルル)と呼びます!

お腹がいっぱいになったらウルルに向けて出発します。太陽が昇るにつれて壮大さを感じることでしょう。日の入りには色が変わる万華鏡のようで感銘を受けることでしょう。

エアーズロック・リゾートでは伝統的なオーストラリアのディナーを楽しんでください。全ての食事がオーストラリアのネイティブの味がします。また全て新鮮で美味です。

また運転する気分でなければ、ウルルの日帰り旅行なども可能です。Uluru Tours Australiaがアリススプリングスからロックへの1日旅行などを提供しています。もし十分な時間があるのであれば、ロードトリップや複数日のツアーを予約するのもいいでしょう。Mulga's Adventure Tours, Sandrifter Safaris やThe Rock Tours などではカタジュタからウルル、キングスキャニオン への旅行やその周辺の観光を楽しむことができます。

 

知っておくべきこと

訪れるのに最適な時期: オーストラリアのレッドセンターの気候は、暑い夏のような昼と寒い冬のような夜など極端である傾向にあります。暖かい日や涼しい夜がお好みであれば、秋(3月から5月)もしくは春(9月から11月)がおすすめです。もちろん夏や冬などの極端な気候の場合には必見の季節性イベントもあります。雪のような厚い霜に覆われた砂漠やウルルの壮観な雷雨なんて見たことありますか?

行き方: アリススプリングス空港(ASP)はオーストラリアの主要都市から毎日空の便があるのでどこからフライトを利用しようとも問題はありません。また空港からのレンタカー、タクシーサービスもあります。またAlice Wanderer Airport Transfersより運行されている街へ直行するシャトルサービスもあります。またアドベンチャー好きならオーストラリアの美しいアウトバックを抜けるセルフドライビングルートもあります。またはアデレードかダーウィンからザ・ガン列車を利用することもできます。

交通手段: アリススプリングス周辺のほとんどの場所には徒歩で行くことができます。もしくは地元レンタル会社のOutback Cyclingから自転車を借りてみてはいかかでしょうか?街の外への旅行には車を借りるか素晴らしい地元ツアー会社を利用することもおすすめです。

パスと許可: ウルル–カタジュタ国立公園の入場料は15歳以上で25ドルです。ロードトリップにでかけるのであればCentral Land Councilを確認するようにしてください。Aboriginal Land Permitが必要である可能性があります。

計画を立てる: 周辺地域を探索する場合にはきちんと計画を立てるようにしましょう。水、日焼け止めを持って行きハエや虫除け対策を行いましょう! 4WD用に多めのガソリンを持って行きましょう! その地域の地図を持って行きましょう! 火事など危険な事態に関しては Secure NT を確認しましょう!衛生携帯電話を持って行きましょう! 旅行日程について知人に知らせるようにしましょう! 暑い時用、寒い時用に備えて適切な服を持って行きましょう;!ウォーキングシューズを買いましょう。

安全: 繰り返しますがこの地域周辺に向かう際には上記のアドバイスに従うようにしましょう。計画を立て、友人に知らせ、必要なものは持って行くと問題はないでしょう。

次はどこに行く?: レッドセンターを訪れた今、熱帯の楽しさと冒険のために北上しましょう。カカドゥ国立公園やニトミルク国立公園のキャサリン渓谷、またはアーネムランドを探索してみてはいかかでしょうか?アリススプリングスとダーウィンをつなぐフライトは毎日出ているのでノーザンテリトリーのトップエンドを探索してみましょう。

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